愛車に長く乗っていくための、安全・安心を守る重要な点検や整備は、何だかいつもと違うかなと思った時にすぐに確認することが大切になります。わかりやすい説明を心掛けておりますので、何か気になることがある時はお気軽に、遠慮なくご相談ください。 修理などの場合は代車もご用意できます。

 

長く車に乗るならどのくらいの頻度で点検をした方がいいの？

法定点検と車検を混同されている方も珍しくないのですが、この二つは別物で、車検は車が国の保安基準をクリアしているかどうかをチェックするもので、法定点検の検査項目とはかなり異なります。

 

法定点検は法律で実施することが義務付けられており、自家乗用車の場合は12ヵ月点検と24ヵ月点検があります。

24カ月点検の方は車検と一緒にされることが多いと思いますが、12カ月点検の方も法律で定められています。定期点検は法律で実施が定められているのですが、怠った場合の罰則規定はないため、気になる部分がない場合についおろそかになってしまうこともあるようです。

車の足まわりには乗り心地や走行の安定性を保つ装置、ブレーキの効きを左右する装置などがあります。いつもと違う音が聞こえたり、乗り心地が悪かったり、スムーズに走らないガタゴトする感覚などがあったら早めに整備にご相談ください。 足回りの異常は大きな事故につながる可能性がある重要な箇所なので半年～1年に1度の点検がおすすめです。 

エンジンを保護して、本来のエンジン性能を発揮させる役割を持つエンジンオイル。
いつまでも調子のよいエンジンの状態を保つためには、エンジンオイルの定期的な交換が大切です。
一般的には5,000kmまたは6ヶ月に1回の交換が良いとされています。
エンジンオイルは潤滑油として、適度な粘り気があり、摩耗を防止します。しかし、走行距離が増えていくことや、時間が経過することでエンジンオイルは劣化してサラサラになってしまい、摩耗が起こります。また、劣化したエンジンオイルは清浄機能が低下してしまうため、エンジン内部で発生する燃えカス、不純物などがたまりやすく、エンジンの寿命を縮めてしまいます。

少ししか乗らない方は、特に注意！

スーパーの往復や送り迎えに使うだけといった8㎞以下の僅かな走行を繰り返す、あまり車に乗らない方は特にオイル交換が重要です。
ガソリンの燃焼過程で発生する水分などはエンジンが暖まることで蒸発します。
しかし、短距離走行の場合だと、エンジンは十分に暖まらず、水分は蒸発しきらずに残ることになります。

少ししか車に乗らない場合ほど、エンジンオイルに水分が混じりやすくなり、劣化が早まります。僅かな走行を繰り返す乗り方は車にかかる負担も実は大きいためエンジンや部品の消耗も早くなります。走行距離は短くても点検は早めにするのがおすすめです。

エンジンがかかりにくくなったり、運転中にエンジンからガラガラとした音がしたり、異臭がしたりといったエンジンの不調はすぐに点検にお越しください。 エンジンのトラブルは突然発生することは少なく、エンジンの不調を示す前兆があります。 深刻なエンジントラブルを未然に防ぐために、不調のサインは見逃さずに点検にお持ちください。
軽度の不調の場合はエンジンオイルの交換や補充、冷却液の補充で解消されるケースも少なくありませんが、重症となるとエンジンのオーバーホールが必要となり、修理期間も費用も膨らみます。車の心臓部である重要なパーツのエンジンは車のパーツの中でも最も高額なパーツでもあるため、深刻なダメージを負う前に整備をすることで修理費用に大きな差が生じます。乗り換えのきっかけになることも多いのがエンジントラブルですので、大切な車に長く乗るためにもエンジンに違和感を感じた時にはすぐにご連絡ください。

カーエアコンのガスは車の振動により、少しずつ減っていきます。「効きが悪いな」と思ったころにはかなり減っている状態がほとんどです。新車から3年以上メンテナンスをしていない方もおすすめです。
車を使用しているうちにエアコン内に水や錆・酸分・ゴミが混入し、各部で劣化が進んでいきます。エアコン自体の修理が必要になる前にエアコンガスのリフレッシュを行うことで、エアコンの性能を維持し、劣化を防ぎます。
真空ポンプという専用の器具を使ってカーエアコンの配管の中を真空にする真空引きという方法で、エアコンガスの中に紛れ込んでいる水分やゴミなどの不純物、古い潤滑オイルごとすっきりと取り除いた後、新しい 潤滑オイル（コンプレッサオイル） とエアコンガスを補充します。
カーエアコンの冷房を本格的に使う前に、年1回の頻度で行うことがおすすめです。

いつまでも変わらない輝きを！新車はもちろん、登録から月日が経ってしまったお車でもボディコーティングをすれば、その後のお手入れが楽になります。車の塗装は紫外線や酸性雨、虫の死骸や鳥のフン、黄砂、花粉、炎天下の熱などで劣化していきます。コーティングはこういった要因から車の塗装を守るために施します。
紫外線のダメージから塗装を守り、車の発色を維持し、傷がつきにくく、汚れが落ちやすくなるため、いつまでも愛車を綺麗なまま楽しむことができます。
定期的なメンテナンスは必要ですが、最近のコーティングは長持ちするようになり、洗車も短時間で済みます。

塗装面以外もヘッドライト、ウインドウガラス、ホイールなどもコーティング可能です。

限られた車内スペースを快適に過ごすために、車の内装はいつもクリーニングや掃除をしてきれいな状態を保ちたいものです。自分で車内の窓拭きやフロアマットの掃除機がけをすれば、それなりにきれいな環境を維持することができますが、シートに飲み物や食べこぼしでシミがついてしまったり、臭いがついてしまったり、自分ではなかなか落としきれない汚れや臭いをきれいにします。
一年中座るシートは基本的に洗うことはありませんが、汗や脂で汚れていきます。専門的なクリーニングによって気持ちのいい車内で過ごすことができます。

クレベリン車内除菌・消臭

クレベリン※1（二酸化塩素ガス）を活用した車内除菌・消臭です。車両用クレベリン※1を使い車内に浮遊するウイルスや菌を除菌し※2、シートに染みついたタバコやペットなどの気になる臭いも消臭します。 ※3

車両用クレベリン料金（約3ヶ月おきの施工がおすすめです）